幸せになっていくところを見られる一冊。「純喫茶トルンカ:八木沢里志」の感想

純喫茶トルンカ 八木沢里志 読書 感想 書評 レビュー

東京の谷中にある喫茶店”トルンカ”。丁寧にいれてくれるコーヒーがとてもおいしそうで良い香りが読者にも伝わります。悩みを抱えたお客さんが、トルンカでの出会いから、幸せになっていくところを見られる一冊。

書籍情報

タイトル:純喫茶トルンカ

★★★★☆

著者:八木沢里志
ジャンル:ほんわか
発売日:2013/11/01
読了日:2017/03/08

内容紹介(Amazonより引用)

純喫茶トルンカは、下町情緒の色濃く残る商店街の、さらに路地を抜けた袋小路にある喫茶店。場所がわかりづらいこともあり、やってくるお客のほとんどが近所の人ばかり。でもコーヒーの味はなかなかのもの。マスターは物静かで無口な中年男性。大学生バイト・修一と一緒にお店をしているのだが、ある日、修一に「私たちは前世でお会いしてるんです!」と突然女の子に声をかけられた!一体どういうこと?

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Instagram投稿感想。

あったかい1冊。
見た目はいかついけど、穏やかで優しいマスターと元気いっぱいの看板娘ちゃんが出迎えてくれるあったかい喫茶店。
挽きたての珈琲豆の香りが本ごしに伝わってくるようです(*´□︎`)
孤独や悲しみ、初恋などお客さんの抱えたものがトルンカを通して軽くなったり解決していくところを見守ることのできるものがたりです。
わたしは1つ目のエピソードの”日曜日のバレリーナ”のラストでほろっと泣いてしまいました。
優しくてあったかくてほんわかしてちょっと泣けてしまうような1冊です(*´□`*) 続編も読むのがたのしみです◎

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