いちばん最後に明かされるその彼女自身のお話は・・・「プラットホームの彼女 :水沢秋生」の感想

プラットホームの彼女 水沢秋生 読書 感想 書評 レビュー

どのお話もちょっと切ない短編集。それぞれの物語の主人公はみんな後悔を抱えていて、それが全てキレイに解決するわけではない。もやっと感が残りました。
もう少し読み深めれば、ちがった見方ができるかな。

書籍情報

タイトル:プラットホームの彼女

★★★☆☆

著者:水沢秋生
ジャンル:青春・不思議
発売日:2017/06/13
読了日:2018/04/13

内容紹介(Amazonより引用)

駅のホームの端に立ち、風にスカートを翻す少女。彼女は、まっすぐにこちらを見ていた―。喧嘩した親友に転校を告げぬまま夏休みを迎えてしまった少年。地味な同級生がバンドをやっていると聞き、心がざわつく女子高生。様々な思いを抱える人の前に少女は現れ、心の奥に隠した本当の声を聞く。青春の記憶を紡ぐ物語の先に驚きと感動のラストが待つ、六篇の傑作。

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プラットホームにいる女子高生の幽霊のような子。
彼女と出会うのは悩みを抱えたひとばかりで、彼女に背中を押されるような物語でした。

いちばん最後に明かされるその彼女自身のお話はなんだかすごくもやもやしてちょっとすっきりしないような。

物語のあとに彼女の目が覚めてちゃんと生きていけるといい。

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