人の言葉を喋る猫”スコティ”のかわいさにハマりつつ、架空からリアルへの推理合戦にはやや疲労。真実はやや切ないけれど、たどりつくまでに頭のやわらかさが必要でした。
書籍情報
タイトル:猫には推理がよく似合う
★★★☆☆
著者:深木章子
ジャンル:ミステリー・猫
発売日:2016/09/02
読了日:2019/07/07
内容紹介(Amazonより引用)
とある弁護士事務所に勤める花織は、先生に寄せられる依頼を盗み聞きしては、“おしゃべりする猫”のスコティと噂話に花を咲かせていた。ある日、愛らしく気高くちょっと生意気なスコティが、推理合戦を仕掛けてくる。「もしいま先生が殺されて、金庫の中身が盗まれたら、犯人は誰だと思う?」。金庫に入っているのは、5カラットのダイヤ、資産家の遺言書、失踪人の詫び状、12通の不渡り手形。怪しい依頼人たちを容疑者に、あれこれと妄想を膨らますふたり(1人と1匹)だったが、なぜか事件が本当に起きてしまい―。現実の事件と、謎解きに興じる“しゃべる猫”の真実は?ミステリ界注目の気鋭による、猫愛あふれる本格推理。
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しゃべる猫の可愛さたるや!!
これは猫好きさん悶絶もののたまらなくかわいい瞬間がいっぱいです(*´□`*)
スコティさんの猫特有の仕草とかほんのちょっとニンゲンのことを気にして行動してみた!みたいな動作とか視線とか、とにかくかわいいい♡
ただし、わたし的には創作の推理合戦とかもはや創作と現実があいまいになるとこにやや疲労感を感じてしまいました〜。
もやもやとつかみどころのないものがわたしが得意ではないからだな〜。
そんな感じでミステリー要素はあんまり楽しめなかったのですが、猫好きにはたまらないシーン多めです!(ちょっとプロローグはびっくりですが…)
猫のかわいさを堪能できる本としては本当にステキな物語でした!
まだまだ以心伝心はできかねる、わが家のあめさんを添えておきます♡