心温まる本屋さんの過去の傷に触れる一冊。「金曜日の本屋さん 夏とサイダー:名取佐和子」の感想

金曜日の本屋さん 夏とサイダー 名取佐和子 読書 感想 書評 レビュー

前作よりもどっしりとした重めな内容だったこともあり、作中に出てくる本たちへの読みたい欲がぐっと強まる本でした。
主人公の書店員としての成長をまだまだ見たい!次も楽しみです。

書籍情報

タイトル:金曜日の本屋さん
夏とサイダー

★★★★

著者:名取佐和子
ジャンル:心温まる本
発売日:2017/02/14
読了日:2017/12/14

シリーズ化されています。

2019/09時点では夏、秋、冬とシリーズ化されています。

内容紹介(Amazonより引用)

“読みたい本が見つかる”と評判の駅ナカ書店・金曜堂は、アルバイトの倉井以外の三人全員が、地元・野原高校出身者。その金曜堂に、夏休みを前に現役野原高生・東膳紗世が訪ねてきた。「これぞ青春!」という高校生活を送りたい紗世は、卒業アルバムで見た店長の槙乃をはじめとする「読書同好会」メンバーのキラキラした姿に憧れ、会を復活させたくて相談にきたのだという。けれど、大の本好きなはずの店長の反応が意外にも薄くて…。人と本との“運命の出会い”を描く大好評シリーズ、第二弾。

Amazon

Instagram投稿感想。

心温まる本屋さんの過去の傷に触れる一冊。

いなくなってしまったジンさんの悲しすぎる真相を知ったことで明るくて楽しい金曜堂がすごくつらい過去を背負っていることを知ることになりました。
そんな過去から店長と金曜堂を救うために頑張る倉井くんの姿は、前作よりも少しだけ頼りになっててとても良きでした♡

自分が選んだ本をほかの誰かに読んでもらえるのってほんとに嬉しい!
金曜堂の槙乃店長のように誰かにぴったりの1冊を選べるひとにいつかなれるようにわたしもたくさん本を読んでいこ!っと読書欲がどんどんわいてくるそんな物語でした\( ˙ ˙ )/

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