12色の色がそれぞれの物語のテーマになっている短編集。「木曜日にはココアを:青山美智子」の感想

木曜日にはココアを 青山美智子 読書 感想 書評 レビュー

気持ちが穏やかになる、とても素敵な12色の短篇集。それぞれの登場人物たちが少しずつつながっているのもおもしろく、そのつながりが温かったです。
癒しの一冊でした。

書籍情報

タイトル:木曜日にはココアを

★★★★

著者:青山美智子
ジャンル:温かい
発売日:2017/08/26
読了日:2017/12/14

内容紹介(Amazonより引用)

僕が働く喫茶店には、不思議な常連さんがいる。必ず木曜日に来て、同じ席でココアを頼み、エアメールを書く。僕は、その女性を「ココアさん」と呼んでいる。ある木曜日、いつものようにやって来たココアさんは、しかし手紙を書かずに俯いている。心配に思っていると、ココアさんは、ぽろりと涙をこぼしたのだった。
主夫の旦那の代わりに初めて息子のお弁当を作ることになったキャリアウーマン。厳しいお局先生のいる幼稚園で働く新米先生。誰にも認められなくても、自分の好きな絵を描き続ける女の子。銀行を辞めて、サンドイッチ屋をシドニーに開業した男性。
人知れず頑張っている人たちを応援する、一杯のココアから始まる温かい12色の物語。

Amazon

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前向きになれる短編集。
この本を読むときっとなにかいいことある!と思えてしまう魔法の1冊♡

12色の色がそれぞれの物語のテーマになっているのですが、ほんっとにどの色も素敵で大好き!
1番はどれかなと考えてみたのですがもうどの色の話もすきなとこがいっぱいあるから決められませんでした。笑
それぞれの物語の主人公がリレーのように繋がってゆくのでさっきの物語で出てきたこのひとは実はこんなこと考えてたのか!って知ることができるのもよきでした♡

じわじわ心があったかくなってちょっとだけ泣きそうになるような優しさがつまった本。
ちょっと疲れちゃったときに読めばもうちょっと頑張るかって思わせてくれるようなわたし的、癒やしの1冊でした♡

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