切ないところが多かったけれど、その分、やさしさと温かさが心にじんわりしみました。。おばあさんの話と小説家の話が印象強かったです。店主に話を聞いてもらえると、穏やかになれるなぁ。
書籍情報
著者:大山淳子
出版社:ポプラ社
ジャンル:温かい・切ない
発売日:2019/05/02
読了日:2019/09/05
2015/6に始まった「あずかりやさん」シリーズは2020/4に4巻が発売されています。
このシリーズでも猫が登場しますが、作者の大山 淳子さんの作品は猫度高めとなっています!
内容紹介(Amazonより引用)
一日百円で何でも預かります。東京の下町でひっそりと営業する「あずかりや」。
13年前に封筒を預けた老女の真実、鳴かず飛ばずの中年作家はなぜか渾身の一作を預けようとし、半年分の料金を払って手紙を預けた少女と店主が交わした約束とは……。
ベストセラー待望の第三弾。
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Instagram投稿感想
切なかったりほろ苦いこともあるけれど すべてを受け入れて優しく受け止めてくれる あずかりやさんの第3巻です。
語り手の目線はあいかわらず様々ですが まさか猫の社長にまとわりついている ノミの目線で見つめることになるとは!
猫飼いのわたしには 早く駆虫したい気持ちでいっぱいで ノミの気持ちだけは理解できず…(笑) ノミから人まで視点はさまざまでしたが どの立場から見てもあずかりやさんは すごく癒される温かいところでした。
お客さんや、あずかりものによって まわりではいろんなことが起きるけど 何事にも誰に対しても平等で誠実な店主に わたしも話を聞いてもらってみたいなぁ。
あずかってほしいものは いまのところとくにないけれど 丁寧にいれてもらったお茶を一緒に飲みながら 猫の社長をかわいがって 店主と話をしたらすごく癒されそうです。
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