またもうひとまわり大人になったら読み返してみたい本でした。「水曜の朝、午前三時:蓮見圭一」の感想

蓮見圭一  水曜の朝午前三時 読書 感想 書評 レビュー

登場人物それぞれの気持ちが胸に刺さりました。恋愛小説だけど、わたしには両親の気持ちが方が強く印象に残りました。とくにお母さんとの竹林での場面、2人と一緒に泣けたなぁ。

書籍情報

タイトル:水曜の朝、午前三時

★★★☆☆

著者:蓮見圭一
ジャンル:恋愛
発売日:2001/10/31
読了日:2018/01/05

内容紹介(Amazonより引用)

児玉清氏絶賛のベストセラー。45歳の若さで逝った翻訳家で詩人の四条直美が、娘のために遺した4巻のテープ。そこに語られていたのは、大阪万博のホステスとして働いていた23歳の直美と、外交官としての将来を嘱望される理想の恋人・臼井礼との燃えるような恋物語だった。「もし、あのとき、あの人との人生を選んでいたら……」。失われたものはあまりにも大きい。愛のせつなさと歓びが心にしみるラブストーリー。

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大阪万博を舞台にした恋愛小説。
戦犯とか許嫁とかとにかく馴染みのないことばばかり。
とっつきやすい物語ではなかったのですが直美の語り口調で進むのが読みやすくてあっという間の読了でした。

大人の恋愛小説という紹介そのものでまだまだガキなのかわたしには理解しかねる状況が多くあんまりしっくりこなかったけれど両親とのやりとりではどんなに尖ったことをやっても大切に思ってくれてる存在の大きさにすごく泣けてしまいました。

またもうひとまわり大人になったら読み返してみたい本でした。

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