それまで頑張ってたことを見てくれてるひとは必ずいた!「桜風堂ものがたり:村山早紀」の感想

桜風堂ものがたり 村山早紀 読書 感想 書評 レビュー

銀河堂書店の人々が大好きだったので、あの万引き事件からのページは主人公と一緒につらくて悲しくて。でもそこからたくさんの人の優しさと温かさを知りながらハッピーエンドに向かっていくので、明るく元気になれる本でした。

書籍情報

タイトル:桜風堂ものがたり

★★★★

著者:村山早紀
ジャンル:心温まる
発売日:2016/09/20
読了日:2018/01/04

続編が出ています。

桜風堂ものがたりの読み方

ちなみにですが「おうふうどう」と読みます。
OFUDOですね。

内容紹介(Amazonより引用)

百貨店内の書店、銀河堂書店に勤める物静かな青年、月原一整は、人づきあいが苦手なものの、埋もれていた名作を見つけ出して光を当てるケースが多く、店長から「宝探しの月原」と呼ばれ、信頼されていた。しかしある日、店内で起こった万引き事件が思わぬ顛末をたどり、その責任をとって一整は店を辞めざるを得なくなる。

傷心を抱えて旅に出た一整は、以前よりネット上で親しくしていた、桜風堂という書店を営む老人を訪ねるために、桜野町を訪ねる。そこで思いがけない出会いが一整を待ち受けていた……。

Amazon

Instagram投稿感想

あけまして、おめでとうございます*✧.
.
2018年はじめの1冊、というより年をまたいで読了した、ずっと読みたかったこの本。
本当に心があったまる本でした。

百貨店の中にある老舗の銀河堂と桜が綺麗な田舎の小さな本屋さんの桜風堂。
どちらの本屋さんもすきだーー!!

銀河堂のスタッフさんみんな、桜風堂のおじいちゃんも百貨店の偉いひとたちまで、たくさんのひとたちの思いやりの心のあったかい気持ちがどんどんつながっていくのが本当に嬉しくて幸せでした。

つらくて先が見えないところまで沈んでしまったとしてもそれまで頑張ってたことを見てくれてるひとは必ずいた!って主人公が実感していくのがとてもすきです。
この人も、その人も、あの人まで!
思ってくれてたんだ!!と感じるとじわーーっと泣けてしまって涙腺ゆるゆるでした!

居心地がよくてずっとこの物語の中にいたくなる、だいすきな1冊でした♡

2018年もゆるく楽しく本を読んでいきます!
今年もよろしくお願いいたします♡

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。