え?これホラーなの?ホラーだよね。と自問自答しながら読み進みました。どの夜も不気味で、何が現実、真実なのか全然わからず不安でした。
謎は謎のまま終わる答えを考え続ける時間。
書籍情報
タイトル:夜行
★★★★☆
著者:森見登美彦
ジャンル:ファンタジー
発売日:2016/10/25
読了日:2019/01/24
内容紹介(Amazonより引用)
十年前、同じ英会話スクールに通う僕たち六人の仲間は、連れだって鞍馬の火祭を見物にでかけ、その夜、長谷川さんは姿を消した。十年ぶりに皆で火祭に出かけることになったのは、誰ひとり彼女を忘れられなかったからだ。夜は、雨とともに更けてゆき、それぞれが旅先で出会った不思議な出来事を語り始める。尾道、奥飛騨、津軽、天竜峡。僕たちは、全員が道中で岸田道生という銅版画家の描いた「夜行」という連作絵画を目にしていた。その絵は、永遠に続く夜を思わせた―。果たして、長谷川さんに再会できるだろうか。怪談×青春×ファンタジー、かつてない物語。
直木賞&本屋大賞ダブルノミネート作品。
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表紙が綺麗でずっと気になってたけれどまさかこんなにホラー要素が強いなんて…というくらい怖い本でした。
どの章もかなり曖昧でそれぞれのつながりもよくわからずずっともやもやしてました。
最後にそのもやもやを解決するわけでもなく謎は謎のまま、なんなら謎深まり続けてる。
解釈は読んだひとそれぞれ違うだろうけど、すっきり明確に答えがほしいわたしにはなんとも、難しい物語でした\(°∀° )/
だって、殴り殺しちゃったりするし旅行に行ったらみんな行方不明になったりするし謎の家に取り込まれちゃって帰ってきてないひといるし……みんなどこに行ったのー!!??と、ずっとわたし迷子で心細い時間でした。
森見登美彦ワールドはやはりわたしには難解でした(´・ω・`)
自分で行間を読み深められるくらい修行してから再読してみたいです!