ラストの印象は読者によって違いそう。「いなくなった私へ:辻堂ゆめ」の感想

いなくなった私へ 辻堂ゆめ 読書 感想 書評 レビュー

特殊な設定と残酷な事件の真相についていきたくないと思いつつも、この世界に引き込まれて、あっという間に読了。ハッピーエンドなのかは読者によってちがうかもだけど、わたしはけっこうすきなラストでした。

書籍情報

タイトル:いなくなった私へ

★★★★☆

著者:辻堂ゆめ
ジャンル:ミステリー
発売日:2016/02/04
読了日:2017/04/21

内容紹介(Amazonより引用)

人気絶頂のシンガーソングライター・上条梨乃はある朝、渋谷のゴミ捨て場で目を覚ます。昨夜からの記憶がなく、素顔をさらしているのに誰からも上条梨乃と認識されない状況に戸惑う。さらに街頭ビジョンには、上条梨乃が自殺したというニュースが流れており…。梨乃は自分を上条梨乃と認識できる青年・優斗らの力を借り、自らの死について調べだす。第13回『このミステリーがすごい!』大賞優秀賞受賞作!

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Instagram投稿感想。

不思議な世界のミステリー。
生きているのに死んでしまった存在としてだれも “わたし” を “わたし” だとわかってくれない世界。
そんな世界でひたすらに自分が死んだ理由とどうしてこんな状況に陥ってしまったのかを解き明かしていくお話でした。
つい現実的に考えてしまい、登場人物たちの未来を考えるとここはどう対処していくのかなとか気になってしまったりもしましたが、そこはファンタジー要素有りのミステリーなのだから!と、突き進みました( ˙◊︎˙ )◎
全体的に読みやすくて先が気になってしかたない!!
そんな気持ちに背中を押され一気読みできました!
このスピード感、最高です*✧だれかにおすすめしたくなるすきな一冊の仲間入りです♡

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