あまりにも綺麗にまとまりすぎていて現実感がないような気がするけれど沢山の幸せの場面に立ち会わせてもらえる温かくて優しい穏やかな物語「スイートホーム:原田マハ」の感想

原田マハ スイートホーム   読書 感想 書評 レビュー

幸福感いっぱいの連作短編集。はじめからおわりまで、ずっと優しくてあたたかくて、スイーツの甘い香りとか金木犀の良い香りがして、ほっこり、ほんわか、じんわりがたくさんつまってる物語でした。

書籍情報

タイトル:スイートホーム

★★★★★

著者:原田マハ
ジャンル:家族
発売日:2018/03/11
読了日:2019/01/03

内容紹介(Amazonより引用)

香田陽皆は、雑貨店に勤める引っ込み思案な28歳。 地元で愛される洋菓子店「スイート・ホーム」を営む、腕利きだけれど不器用なパティシエの父、明るい「看板娘」の母、華やかで積極的な性格の妹との四人暮らしだ。 ある男性に恋心を抱いているのだが、なかなか想いを告げられず……(「スイート・ホーム」)

料理研究家の未来と年下のスイーツ男子・辰野との切ない恋の行方(「あしたのレシピ」)

香田一家といっしょに暮らしはじめた“いっこおばちゃん”が見舞われた思いがけない出来事(「希望のギフト」)

など、うつくしい高台の街にある小さな洋菓子店を舞台に、稀代のストーリーテラーが紡ぎあげる心温まる連作短編集。

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住んでるひとみーーーんな良いひと!
洋菓子店スイートホームにぴったりの激甘な物語でした♥︎︎∗︎*゚.

とくに、激甘なのは1話目ですね。なにあの結婚の挨拶!!!
昇さんすごすぎる…。絶対あんなにステキなひとはこのスイートホームの世界にしかいないと確信してるけれども、陽皆ちゃんと一緒に号泣でした。笑
あとは3話目の晴日ちゃんの結婚式当日、いっこおばちゃんにさらに号泣でした。

あまりにも綺麗にまとまりすぎていて現実感がないような気がするけれどたくさんのしあわせの場面に立ち会わせてもらえるあったかくて優しい穏やかな物語です。

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