生で見たことないけれど、自分がこの物語の舞台を客席に座って観劇しているような、緊張感と臨場感に包まれました。響子と飛島の今後を期待できるラストで読後感は最高に爽やか。
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書籍情報
著者：恩田陸
出版社：KADOKAWA
ジャンル：演劇
発売日：2012/01/25
読了日：2020/02/06
内容紹介（Amazonより引用）
芝居の面白さには果てがない。一生かけても味わい尽くせない。
華やかなオーラを身にまとい、天才の名をほしいままにする響子。
大学で芝居を始めたばかりの華奢で地味な少女、飛鳥。二人の女優が挑んだのは、伝説の映画プロデューサー・芹澤が開く異色のオーディションだった。これは戦いなのだ。知りたい、あの舞台の暗がりの向こうに何があるのかを──。少女たちの才能が、熱となってぶつかりあう！
興奮と感動の演劇ロマン。
Amazon
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母から強くおすすめされていたのですが なかなかこの分厚さゆえに後回しになっていまして ようやく手に取ったという流れを反省です！
もっと早く読めばよかったぁぁぁぁ( ´□` )
長かったはずなのにあっという間！ 途中でダレることもなく むしろどんどんこの世界に引き込まれます。
演劇を生で見た経験なんて皆無のわたしですが 知識や経験ではない この物語をただ感じることが必要なんだと思わされる、 臨場感と緊張感に圧倒されました。
響子のストイックで冷静沈着に自己分析をする一方で 人一倍舞台への情熱を燃やしているところは 誰よりも魅力的で応援したくなります(´□` ) 周りを置いて行ってしまうほどの 演技力をもつ新人の飛鳥のオーディションは どうやって表現するのか 期待と緊張でドキドキしっぱなしです！
この2人のお芝居をもっと見ていたい！と 思ったところで物語は終わりを迎えてしまうので 今後の活躍ぶりの見られる続巻を希望です！！
ことばだけで映像が目に浮かぶような まさに”蜜蜂と遠雷”で感じたような感動を 味わえる物語でした。 “蜜蜂と遠雷”を好きなかたはきっと好きになる、 母のおすすめの理由に納得の1冊でした！
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