真面目に真正面から向き合う慎一郎は世界平和に必要なヒーローかもだけど・・・「フォルトゥナの瞳:百田尚樹」の感想

フォルトゥナの瞳 百田尚樹  読書 感想 書評 レビュー

切なくてたまらない恋だった。主人公の慎一郎の葛藤の時間が長すぎて、すごくやきもきしちゃいました。
そして良い人すぎる。葵の目線で物語をふりかえると本当にせつなくてやりきれない気持ちでいっぱい。

書籍情報

タイトル:フォルトゥナの瞳

★★★★

著者:百田尚樹
ジャンル:運命
発売日:2015/12/01
読了日:2019/01/02

メディア展開

2019年2月に神木隆之介主演で映画が公開されました。

内容紹介(Amazonより引用)

幼い頃に家族を火事で失い天涯孤独の身となった木山慎一郎は友人も恋人もなく、自動車塗装工として黙々と働くだけの日々を送っていた。だが突然「他人の死の運命」を視る力を手に入れ、生活は一変する。はじめて女性と愛し合うことを知った慎一郎の「死の迫る人を救いたい」という思いは、無情にも彼を窮地へと追いやり…。生死を賭けた衝撃のラストに心震える、愛と運命の物語。

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あけまして、おめでとうございます!

2019年1冊目から思いのほか切なく始まってしまいました(´`)
他人の死が見えるなんてずいぶんしんどい。
そしてそんなしんどい能力に真面目に真正面から向き合う慎一郎は世界平和に必要なヒーローかもだけど彼氏にはしたくないなと思いながら読みました。
慎一郎の葛藤が何度も何度も繰り返されるわけですが、わたし的には、そんな悩むならさっさと葵に気持ち伝えちゃえばいいし、旅行でもなんでも行けばいいじゃん!!!と、悩める男心に理解示せずでした(° °;)
読後なんとも言えないもやもや感に包まれる切ないお話でした。

2019年も少しずつ読んで書き綴っていきたいと思っておりますのでまた今年もよろしくお願いいたします。

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