考えさせられることが多いしすごく体力つかった気がする読後ですが絶対に一度読んでほしい1冊「朝が来る:辻村深月」の感想

朝が来る 辻村深月  読書 感想 書評 レビュー

しばらく放心してしまいました。心の底から、ものすごく揺さぶられました。辛くて苦しくて、ずっとそれを耐えて、迎えたラストにこらえてきた涙があふれる物語でした。すごく重い、でもすごく良い。

書籍情報

タイトル:朝が来る

★★★★★

著者:辻村深月
ジャンル:親子・家族
発売日:2015/06/15
読了日:2018/12/29

メディア展開

2016年夏に安田成美さん主演でドラマ化されました。

2020年には永作博美さん主演で映画化もされます。

内容紹介(Amazonより引用)

長く辛い不妊治療の末、特別養子縁組という手段を選んだ栗原清和・佐都子夫婦は民間団体の仲介で男子を授かる。朝斗と名づけた我が子はやがて幼稚園に通うまでに成長し、家族は平仮な日々を過ごしていた。そんなある日、夫妻のもとに電話が。それは、息子となった朝斗を「返してほしい」というものだった―。

Amazon

Instagram投稿感想

特別養子縁組、中学生の妊娠、ずいぶん重いテーマなのに読むのを途中でやめられませんでした。
そして読後は本当に放心してしまいしばらく物語をひとりかみしめることに。

みんなが幸せになってほしい、この物語の未来はみんなが笑っててほしいと心の底から願ってしまいます。
辻村さんのつくる世界にはいつもいつも圧倒されますが、今まで読んだどの本よりもさらに深く心をつかまれる物語でした。

考えさせられることが多いしすごく体力つかった気がする読後ですが絶対に一度読んでほしい1冊でした。

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