大学生のSNSと就活を舞台にしたすごくリアルな物語。「何者: 朝井リョウ」の感想

何者 朝井リョウ 読書 感想 書評 レビュー 手書き

大学生のSNSと就活を舞台にしたすごくリアルな物語。リアル過ぎて、めちゃめちゃこわかった。面接・裏アカウント・リアル・・・全部が見えたとき、主人公の本当の姿が浮き彫りになるとこ最高です。

書籍情報

タイトル:何者

★★★★

著者:朝井リョウ
ジャンル:青春・ホラー
発売日:2011/12/30
読了日:2017/10/08

メディア展開

話題の小説でしたが、実写映画化もされました。

内容紹介(Amazonより引用)

就職活動を目前に控えた拓人は、同居人・光太郎の引退ライブに足を運んだ。光太郎と別れた瑞月も来ると知っていたから―。瑞月の留学仲間・理香が拓人たちと同じアパートに住んでいるとわかり、理香と同棲中の隆良を交えた5人は就活対策として集まるようになる。だが、SNSや面接で発する言葉の奥に見え隠れする、本音や自意識が、彼らの関係を次第に変えて…。直木賞受賞作。

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就活対策仲間として集まる5人。
何気ない会話がやりとりされてるけどひとりひとり闇を抱えています。。
社会人2年目のわたしにとって、まだ就活は最近のことのように感じます。
わたしにとって就活は、辛酸舐めまくった時期でした。

もう戻りたくない。

だからこそ、この登場人物たちの闇はえぐい共感ばかりでした。
めっちゃわかるわあーー!!!っと思う自分の心の醜さよ!!!笑

背筋の氷る思いをしつつようやく読了したころには疑心暗鬼のカタマリになるほどリアルな世界観にやられます!
目を背けたい醜い自分を真っ向から突きつけられたいときに大変おすすめの1冊ですが、わたしはしばらくはこの劇薬には触らないようにしようと決めました!笑

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