IT企業の知識が一切ないため、中盤くらいまでついていくのに必死な気持ちが強かったのに、どんどん先が気になって読み進めることをやめられなくなりました。
本の帯の”読後ただ立ち尽くした”という言葉がまさに!!の1冊。
書籍情報
タイトル:未必のマクベス
★★★★☆
著者:早瀬耕
ジャンル:恋愛・犯罪
発売日:2017/09/21
読了日:2018/03/29
内容紹介(Amazonより引用)
IT系企業Jプロトコルの中井優一は、東南アジアを中心に交通系ICカードの販売に携わっていた。同僚の伴浩輔とともにバンコクでの商談を成功させた優一は、帰国の途上、澳門(マカオ)の娼婦から予言めいた言葉を告げられる――「あなたは、王として旅を続けなくてはならない」。やがて香港の子会社の代表取締役として出向を命じられた優一だったが、そこには底知れぬ陥穽が待ち受けていた。異色の犯罪小説にして、痛切なる恋愛小説。
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図書館ヘビーユーザーのわたしはこの本はインスタで見かけて気になって予約した本だったので、手元に届いたときの分厚さにびっくり!!
わりと小さめの文字で492ページ!!
読みごたえ抜群です(*´꒳`*)
読み始めは全然知らない業界のしかも海外が舞台なんてめっちゃとっつきにくーーーー!!!と、ゆっくりゆっくり進んでいたのに中盤からどんどんこの世界に引き込まれて巻き込まれて、明日仕事だからもう寝なきゃなのにまだもう少し読みたいから!と寝るタイミングを逃すことが何度もありました(笑)
シェークスピアのマクベスには興味のカケラもなかったわたしですが、この本をきっかけに知りたくなりました。
本家?のマクベスを理解したうえでこの本を読んでいたらもっと違う感想とか気持ちをもてたのかも…と、無知な自分をちょっと後悔です( ˊoˋ ) .
贅沢三昧のおいしそうな料理がたくさん出てくるのもこの本の魅力な気がします♡
見たことないけどすごくおいしそうに感じました!
何度も登場するキューバリブレ!ラム酒は苦手なのでたぶん飲めないと思うけれど主人公が何度もすごくおいしそうに飲んでるから気になる((((●︎´□︎`)
仕事、恋愛、犯罪、殺人いろんなことが起きてたくさんドキドキするけれど読後にただ立ち尽くした、そのひとことにすべてが詰まってます。