言いたい事は生きてる内に、聞きたい事も生きてる内にって思った。「永い言い訳: 西川美和」の感想

永い言い訳 西川美和 読書 感想 書評 レビュー 手書き

仮面夫婦だった妻を突然の事故で無くした男と、同じ事故で母を亡くした子供の出会い。いろんなところが悲しくてつらい。言いたいことは生きてる内に、聞きたいことも生きてるうちにだなっと思った。

書籍情報

タイトル:永い言い訳

★★★★

著者:西川美和
ジャンル:家族
発売日:2016/08/04
読了日:2017/10/26

メディア展開

映画化され2016/10に公開されました。

内容紹介(Amazonより引用)

人気作家の津村啓こと衣笠幸夫は、妻が旅先で不慮の事故に遭い、親友とともに亡くなったと知らせを受ける。悲劇の主人公を装うことしかできない幸夫は、妻の親友の夫・陽一に、子供たちの世話を申し出た。妻を亡くした男と、母を亡くした子供たち。その不思議な出会いから、「新しい家族」の物語が動きはじめる。

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言いたいことは顔を見て聞きたいことはそのときに。
どんなに関係が希薄になったりむかつくことがあったとしても、その相手が明日死んだら困るひとならちゃんと聞いてこ、伝えてこって思う物語でした*✧.

もう愛してない。ひとかけらも。

すごく印象に残ります。
ケータイに残した夏子さんのことば。
真相はもう聞けないサチオはくずで最初めちゃくちゃ嫌いな男だったけどやっぱりかわいそう。
いちばん身近なひとはないがしろにしてしまうことがあるかもしれない。
でもその身近なひとは自分が思ってる以上に自分にとってとても大切で大きな存在なので、ちゃんと大事にしていこうとかなり深く考えることになる1冊でした❁

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