2人の関係が不倫じゃなければすごく好きな1冊だなと思います。「蝶々喃々:小川糸」の感想

蝶々喃々 小川糸  読書 感想 書評 レビュー

アンティークの着物屋さんで1人で働き、毎日を生きている栞の暮らし方がすごく丁寧で同世代だけど尊敬。その一方で純愛のようにみえる恋はがっつり不倫だし、2人の結末もわたし的にはスッキリしない〜

書籍情報

タイトル:蝶々喃々

★★★☆☆

著者:小川糸
ジャンル:恋・家族
発売日:2011/04/06
読了日:2019/06/09

内容紹介(Amazonより引用)

ちょうちょうなんなん(喋々喃々)=男女が楽しげに小声で語り合うさま。東京・谷中でアンティークきもの店を営む栞。ある日店に父親に似た声をした男性客が訪れる―少しずつふくらむ恋心や家族との葛藤が、季節の移ろいやおいしいものの描写を交え丁寧に描かれる。

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なんて穏やかで素敵な暮らしぶり!!
ため息がでるくらいに、丁寧に1日を過ごしている栞。
アンティーク着物店で働きながら料理をしたり季節を感じるものごとをひとつずつ楽しんでいたり。。
日々の仕事に追われて、季節を楽しむのは二の次になりがちのわたしにはただただ憧れのかたまりでした!

しかし、そんな素敵な栞は恋愛模様はかなり微妙ですね。なんてったって不倫。
春一郎さんの奥さんとか娘さんのこと考えちゃうとやるせないというか許せない〜。
でも春一郎さん、わたしのなかで読み進める間、西島秀俊さんだったので(好きだから) (笑)
ひたすらかっこいい〜すき〜♡となってしまいました(°v°;)

2人の関係が不倫じゃなければすごく好きな1冊だなと思います。

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