物語終盤から涙がこぼれます。「ぼくのメジャースプーン:辻村深月」の感想

ぼくのメジャースプーン 辻村深月 読書 感想 書評 レビュー

小学生の主人公が闘うものは、残酷すぎる事件。大切な幼なじみの女の子のためにたった1度のチャンスで犯人に復讐を挑む主人公。その姿に物語終盤から涙がこぼれます。

書籍情報

タイトル:ぼくのメジャースプーン

★★★★★

著者:辻村深月
ジャンル:ミステリー
発売日:2009/04/15
読了日:2017/03/17

内容紹介(Amazonより引用)

「書き終えるまで決めていたのはただ一つ、<逃げない>ということ。――私の自信作です」――辻村深月

ぼくらを襲った事件はテレビのニュースよりもっとずっとどうしようもなくひどかった――。ある日、学校で起きた陰惨な事件。ぼくの幼なじみ、ふみちゃんはショックのあまり心を閉ざし、言葉を失った。彼女のため、犯人に対してぼくだけにできることがある。チャンスは本当に1度だけ。これはぼくの闘いだ。

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ラストスパートずっと涙目!!
わたし辻村深月さまの作品
ほんとにだいすきなのです♡
メジャースプーンももちろんだいすきな1冊になりました◎
心に響きっぱなし(*´□︎`)
主人公の”ぼく”が最後に決める覚悟に鳥肌たつし心が震えるってこういうことなんだと感じました。
小学生の男の子だけど幼なじみの彼女を想う気持ちはだれより一人前で、大人顔負けで、その姿に切なくて何度も立ち止まりそうになってしまいます。
それでもどんどん前に進めるのは”秋先生”と”お母さん”の存在。
すごく心強くて、もうそのあったかさだけで泣く。
ミステリー小説なんだと思うけど、それ以上に魅力がたっぷりつまった1冊でした❁︎
まだ読んでないなら、とにかく読んでほしい1冊。
そのひとことに尽きます◎

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