読み終わったときに自分が大切に思ってるひとをちゃんと大切にしよって思える優しい物語。「あなたは誰かの大切な人:原田マハ」の感想

原田マハ あなたは、誰かの大切な人 読書 感想 書評 レビュー

大人の女性が主人公の短編集。みんな独身で仕事をがんばってるひとたちが、ちょっと立ち止まったときに大切に想う人、大切に想ってくれている人が、存在感を強くしてまだがんばれるって思えるような本。

書籍情報

タイトル:あなたは誰かの大切な人

★★★★

著者:原田マハ
ジャンル:心温まる
発売日:2017/05/16
読了日:2018/05/19

内容紹介(Amazonより引用)

勤務先の美術館に宅配便が届く。差出人はひと月前、孤独の内に他界した父。つまらない人間と妻には疎まれても、娘の進路を密かに理解していた父の最後のメッセージとは…(「無用の人」)。歳を重ねて寂しさと不安を感じる独身女性が、かけがえのない人の存在に気が付いた時の温かい気持ちを描く珠玉の六編。

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自立してて強くてブレない、大人の女性の魅力たっぷり。

読み終わったときに自分が大切に思ってるひとをちゃんと大切にしよって思える優しい物語。

親子ものに弱いわたしは中盤めちゃめちゃ泣けました。
とくに波打ち際のふたりがすごくすき(*˘︶˘*)
お母さんがにこにこ笑って見送ってくれる姿とか絶妙なタイミングでのナガラの
大丈夫、イケるっての、ひとこととかもうみんなの優しさに泣ける。

帰れるときに帰りたいときにたくさん実家に帰ろう。会えるときに会いたいときにこまめに友達に会おう。

なんだかすごく当たり前なんだけどほんとうに大切にしなきゃいけないことを優しく伝えてくれるようなやっぱり原田マハさまだいすき♡ な1冊でした(*´꒳`*)

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