猫のミクジがくれるなんでもないような、たったひとことのお告げをきっかけに、悩みを抱えた主人公たちが救われていく物語。優しくてあたたかくて読みやすいです。
わたしもミクジに会ってみたいな。
書籍情報
タイトル:猫のお告げは樹の下で
★★★★☆
著者:青山美智子
ジャンル:優しい
発売日:2018/09/14
読了日:2018/12/18
青山美智子先生作品
前作、「木曜日にはココアを」もオススメです。
最新作「鎌倉うずまき案内所」も気になります。
内容紹介(Amazonより引用)
お告げの意味にきづいたとき ふわっと心があたたかくなる――
失恋のショックから立ち直れないミハルは、ふと立ち寄った神社で、お尻に星のマークがついた猫―― ミクジから「ニシムキ」と書かれたタラヨウの葉っぱを授かる。 宮司さんから「その“お告げ”を大事にした方が良いですよ」と言われたミハルは、 「西向き」のマンションを買った少し苦手なおばの家を訪れるが……。
中学生の娘と仲良くなりたい父親。
なりたいものが分からない大学生。
家族をないがしろにしたと後悔する頑固おやじ。
転校先でクラスに馴染めない男の子。
20年来の夢を諦めるべきか迷う専業主婦。
自分のしたいことに臆病になった占い師。
なんでもない言葉をきっかけに、思い悩む人たちの世界がガラッと変わっていく――。 猫のお告げが導く7つのやさしい物語。
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Instagram投稿感想
猫のミクジにわたしも会いたい!!と、7枚のお告げの物語のあいだずっと思ってました”((∩︎´︶`∩︎))”
どの話でもミクジはにっこり笑ってお告げの葉っぱを1枚くれるのですが、お告げもらえなくても、ミクジににっこり笑いかけてもらえたらもうそれだけで幸せになれるなと確信してます⸜( ´ ꒳ ` )⸝♡︎
タラヨウの樹の存在をわたしはこの本で初めて知ったのですが実際の神社にあるものは願いを叶える樹として実在してたりするみたいですね\(°∀° )/
これをきっかけにいつか実物を見に行ってみたいです!ミクジにも会えたらいいな♡
#木曜日にはココアを のときと同じでちょっとずつつながりを感じる読みやすい短編集です。
お告げの意味を考える主人公たちへ宮司さんがかけてくれる言葉も毎回とてもしくてあたたかくてココアのとき同様に癒やしの1冊でした(*˘︶˘*)青山美智子さんの作り出す世界観は本当にやさしくていいなって思います♡