終戦後の沖縄を舞台に国や立場をこえたアートがつなぐ友情の物語でした。謝辞で実話を元にしていたことを知って、読後一層胸が熱くなりました。心をゆさぶられる物語です。

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書籍情報
著者:原田マハ
出版社:文藝春秋
ジャンル:戦争・アート
発売日:2014/04/21
読了日:2019/10/14
内容紹介(Amazonより引用)
サンフランシスコにある医院のオフィスで、老精神科医は、壁に掛けられた穏やかな海の絵を見ながら、光と情熱にあふれた彼らとの美しき日々を懐かしく思い出していた……。
結婚を直前に控え、太平洋戦争終結直後の沖縄へ軍医として派遣された若き医師エド・ウィルソン。 幼いころから美術を愛し、自らも絵筆をとる心優しき男の赴任地での唯一の楽しみは、父にねだって赴任地に送ってもらった真っ赤なポンティアックを操り、同僚の友人たちと荒廃の地をドライブすること。
だが、ある日、エドは「美術の楽園」とでも言うべき、不思議な場所へと辿り着く。 そこで出会ったのは、セザンヌや、ゴーギャンのごとく、誇り高い沖縄の若き画家たちであった。
「互いに、巡り合うとは夢にも思っていなかった」その出会いは、彼らの運命を大きく変えていく。太平洋戦争で地上戦が行われ、荒土と化した沖縄。首里城の北に存在した「ニシムイ美術村」そこでは、のちに沖縄画壇を代表することになる画家たちが、肖像画や風景画などを売って生計を立てながら、同時に独自の創作活動をしていた。その若手画家たちと、交流を深めていく、若き米軍軍医の目を通して描かれる、美しき芸術と友情の日々。
史実をもとに描かれた沖縄とアメリカをつなぐ、海を越えた二枚の肖像画を巡る感動の物語。
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事前の予備知識など全くなしで ただマハさまの物語だから読む! と手にした1冊でしたが 想像以上の奥深さと切なさと 友情の美しさを感じる物語でした。
戦争とアートで思い出すのは少し前に読んだゲルニカですが それよりもより心にせまるものがあるのは 舞台が戦後の沖縄だったからだと思います。 主人公と沖縄の別れのシーンは 胸が熱くなって泣けました。 .
読後、実話を元にしてることを知って 物語の奥深さの理由のひとつだと感じました。
マハさまは史実を元にした物語をつくりあげる天才だなって原田マハのアート小説を読むたびに思うのですが 今回さらにさらにそう思いました。