ミステリーかと思ってハラハラと読んだ前半から・・・「プシュケの涙 :柴村仁 」の感想

プシュケの涙 柴村仁 読書 感想 書評 レビュー

ミステリーかと思ってハラハラと読んだ前半からやるせなさと切なさで、うわーっと叫びたくなる後半。構成がずるい1冊。表紙のイラストがキレイで選んだ本だけど、その中身もキレイではかないものでした。

書籍情報

タイトル:プシュケの涙

★★★☆☆

著者:柴村仁
ジャンル:切ない
発売日:2010/02/25
読了日:2017/05/10

内容紹介(Amazonより引用)

夏休み、一人の少女が校舎の四階から飛び降りて自殺した。彼女はなぜそんなことをしたのか?その謎を探るため、二人の少年が動き始めた。一人は、飛び降りるまさにその瞬間を目撃した榎戸川。うまくいかないことばかりで鬱々としている受験生。もう一人は“変人”由良。何を考えているかよく分からない…。そんな二人が導き出した真実は、残酷なまでに切なく、身を滅ぼすほどに愛しい。

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Instagram投稿感想。

切なくて儚い物語でした。
ミステリー要素の大きい前半では少女の自殺の真相究明にドキドキ。
後半はその少女の死ぬ前の日々を少女の目線で知ることになります。
客観視していた前半から少女をずっと身近に感じる後半でもう切なくて悲しくて(´⌒︎`。)
そんな悲しいけれどどこか綺麗な物語でした。

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