理解できるような、できないような。 世の中への絶望と破壊欲求で成り立っている物語で、尖りすぎ、クセつよすぎで、わたしとしてはハマれず難しい1冊でした。
書籍情報
タイトル:真夜中乙女戦争
★★☆☆☆
著者:F
ジャンル:絶望
発売日:2018/04/28
読了日:2019/06/19
著者FさんのTwitter
Twitterで投稿したものをベースとした小説となっているそうです。
内容紹介(Amazonより引用)
現役大学生から圧倒的支持。発売即大重版決定。著書累計25万部突破!!
東京は、あと一分で終わる。愛していると言えないうちに―。
愛って、なんだ。永遠って、なんだ。眠れない夜は、どうすればいい。 この退屈は、虚しさは、どうすればいい。 どうせ他人になるのに、どうして私たちはどうでもいい話をしたがるのだろう。
どうせ死んでしまうのに、どうして今こうして生きているんだろう。 死ぬまでに本当にやりたかったことって、一体なんだったのだろう。
いま、青春小説史上、恋愛小説史上、犯罪小説史上、 最高に過激で孤独、そして正しく、美しい夜更かしが始まる。
Amazon
Instagram投稿感想
これは好き嫌い分かれそうな本でした…わたしは、うーん、あんまり好きじゃない。
主人公はとにかく斜に構えていてすべてに対して否定的な感情をそのまま誰かにぶつけていくし物語の流れもどんどん絶望であふれるし、何これ状態でした。。
でも東京タワーに惹かれてるとこはすごくわかるな〜と思います。
東京タワーの夜景が大好きだからいつも下から見上げてばかりだけど、ものすごく久しぶりに上ってみたくなりました。
真夜中に一気読みしたらもう少し自分にハマりそうな気もするような。
夜中に悩みごとを考え出したりするとどんどん負の感情が立ち上ってくるのだけど、まさにそんな、夜中の止まらない思考が言語化された物語でした。