「ごめん。(著:加藤元)」の感想。読んだ後、いかなるシチュエーションの”ごめん”でも心を込めて言えるようにしよう…と密かに自分に言い聞かせました。

ごめん。 加藤元 読書 感想 書評 レビュー

あらゆる”ごめん”のシチュエーションが、こんなに心に突き取りきるとは・・・。ほっこり心温まる物語から、人間関係の難しさ、しんどさに苦しめられたり、共感が止まらない、心に響く物語です。

Amazonの電子書籍Kindle読み放題キャンペーン

数万冊のKindle書籍が読めるKindle Unlimitedが今なら2ヶ月299円で利用できます!(通常は1ヶ月980円なのでかなりお得です!!)

Kindle unlimitedキャンペーンページはこちら!

また、Amazonのプライム会員なら月¥500で配送料無料やお急ぎ配送などでAmazonが快適に利用出来るだけでなく、動画をみたり、音楽も聴けます!

そして、Prime Readingで毎月数百冊の電子書籍が読み放題です!Kindle Unlimitedに比べると少なめですが、対象書籍は定期的に入れ替わりますし、Kindleはスマホでも読めるので、急に時間が出来て本を忘れた時とか用に数冊、スマホにダウンロードしておくのをオススメです!

Amazonプライム入会はこちら!

書籍情報

評価
 (5)

著者:加藤元
出版社:集英社
ジャンル:ごめん
発売日:2019/09/26
読了日:2019/12/11

内容紹介(Amazonより引用)

学生服専門の洋品店で働く吉本佑理(32歳)は、職場上司の無自覚なセクハラやパワハラに合いつつもなかば諦めも感じていた。
ある日、例のごとく「きみ、彼女いないの? 吉本さんを誘ってあげたら」と言う部長に対し「無礼です」と言い切る出入りの配送業者、里村の自然なふるまいが佑理の心に飛び込んできた。その後デートを重ね次第に距離を縮める二人。
そして、告白のタイミングでこれまで三、四人と付き合ってきたと言う里村に対し、佑理は今まで彼氏が一度もいなかったことを、勇気を出して告げる。すると里村は何も告げずに去ってしまう。フラれた。失意の佑理に里村から電話が。

「ごめん、おれも付き合ったのは中学の時にひとりだけ。いまマンションの下にいるんだ。戻ってもいいかな」
(第一話「ひとり道」)。

あなたは“その言葉”を一日に何度、口にしますか? 

様々なシーンのごめんで登場人物たちが少しずつ繋がってゆく、心温まる連作短編集。

Amazon

Instagram投稿感想

短編集それぞれで出てくる嫌なやつが もうほんっとに嫌なやつすぎて、 心が折れそうになりました。。

とくに!! “ごめん”のひとことを言ってるから悪くない、 むしろそこまで悪いことをしてないんだ! って考えてる杉田よ。。
本当に心の底から地獄に落ちて欲しいと切望してます。

登場する女性ひとりひとりに共感の気持ちが強くて何度も心に刺さりました。

“ごめん”のひとことに含まれる気持ちも 人それぞれなんですよね。 心から思ってないなら”ごめん”って言うな! と、わたしも思うほうだけど そのひとことが無かったら無かったで “ごめん”のひとことも言えないのか! と思いがちです…。

猫目線の”かすがい”という物語が かわいくて愛おしい存在であることに 共感しつつ、たしかに猫の存在ってかすがいだなぁ…と 自分の身に置き換えながら読みました。

いかなるシチュエーションの”ごめん”でも 心を込めて言えるようにしよう…と ひそかに自分に言い聞かせました。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。