ゆったり読める、心癒される、 なにより猫がかわいい物語でした!「 あずかりやさん (著:大山 淳子)」の感想。

あずかりやさん 大山 淳子 読書 感想 書評 レビュー

誠実で心優しい盲目の店主がひっそりと営むあずかりやさん。おだやかでゆったりとした時間を読んでいる間過ごせました。白猫の女の子”社長”の語るエピローグで涙腺ゆるみました。

書籍情報

評価
 (4)

著者:大山 淳子
出版社:ポプラ社
ジャンル:猫・心温まる
発売日:2015/06/05
読了日:2019/08/07

あずかりやさんシリーズ

2015/6に始まった「あずかりやさん」シリーズは2020/4に4巻が発売されています。
このシリーズでも猫が登場しますが、作者の大山 淳子さんの作品は猫度高めとなっています!

あずかりやさん 大山 淳子 読書 感想 書評 レビュー「 あずかりやさん (著:大山 淳子)」シリーズの感想まとめ

内容紹介(Amazonより引用)

「一日百円で、どんなものでも預かります」。東京の下町にある商店街のはじでひっそりと営業する「あずかりやさん」。店を訪れる客たちは、さまざまな事情を抱えて「あるもの」を預けようとするのだが…。「猫弁」シリーズで大人気の著者が紡ぐ、ほっこり温かな人情物語。

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1日100円で何でも理由も聞かずに 預かってくれる、あずかりやさん。

誠実で心優しい店主は お客さんの背負いきれないものを 余計な詮索はせずに受け止めてくれます。 お客さんはそんな店主に救われるし、 読んでるわたしもすごく心が洗われる気がします。

そして、猫好きさんにはたまらない! 白猫の社長ちゃん。

お客さん用の座布団を毛まみれにしながら そこで丸くなって寝てるのとか とてもかわいくて癒されるのです。 とくに最後の章とエピローグは そんな白猫の社長の語りなので かわいさと、切なさと、嬉しさなどなど いろんな気持ちがギュッとつまっていて たまりません!

年をとった社長が、 ちょっとずつできないことが増えてくのとか 見えにくくなった目で ひたすら店主を見つめてるのとか ひとつひとつが愛おしくて ただそれだけで涙うるうるでした。 . ゆったり読める、心癒される、 なにより猫がかわいい物語でした♡

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